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今こそ日本社会を変革しよう

2020.05.02(20:22) 89

 
  『9月入学で今こそ日本の社会にイノベーションを起こそう』
 新型コロナウイルスのパンデミックで大変な時代になりました。中国の責任に対する非難は動かない政府は無視してトランプさんや欧米に任せるとして、われわれが今このコロナパンデミックを契機として日本社会を変革することです。
 その候補は二つあります。一つは「9月入学」でもう一つは「憲法改正による首相公選制度」です。まず9月入学について考えてみます。現在新型コロナウイルスの影響で特に小学校から高校までの生徒たちの年間の学習過程がこなせなくて困っています。教育の未消化、地域格差を解消する一つの手段として9月入学があります。この提案に対しては当然40ほどの法規改正があるとか、一時期新学年の生徒数が1.4倍になるとか、現場が混乱するとかいろいろな問題点、不満・不平が出てきます。だから止めようという意見が多いです。この問題は社会変革に特に効果がありませんのでできるだけ現場が混乱しない対処療法でも仕方ありません。しかし、社会変革に多大な影響を与え、その効果が大きい大学の9月入学に関しては分けて考えましょう。
  そこでこの問題を別の視点から見てみましょう。日本は他国に比べて島国なので、安全であり、同一民族で、同一宗教(無宗教?)であり、経済的にもある程度自国の市場があるので独立できる安定した国です。この安定さが日本社会にイノベーションを起こす意欲を失わせています。これからますますグローバル化が進み、国境が事実上なくなっていく時代に日本は世界から取り残されてしまいます。特に学術研究・高等教育の分野では新学期の始まる時期がほとんどの国と違っているので、日本人が留学する場合も、外国の教育・研究者が日本にくる場合も障害になっています。つまりこの分野では日本は鎖国状態です。是非高等教育に関しては世界標準に合わせて交流を活発にさせ、日本の学術研究・高等教育の活性化を促し、日本の文化レベルを上げる社会変革を起こしたいものです。多民族社会のアメリカにしても、日常危険に晒されているイスラエルにしてもすごい勢いでイノベーションが起こり、世界的な企業が起こっているのに、単一民族で安定したの日本はぬるま湯につかって眠っている状態です。変革くは大変ですがこの機会を逃して開国しないと日本はますますだめになってしまいます。
  このパラダイムシフトは小学校から大学まで一斉に実施するのが良いと考えていましたが、田中真紀子氏が6月2日のインタビューで『大学だけ9月入学にすべきです。高校卒業から5カ月間ほどををモラトリアム(猶予期間)にして、若者に人生を考える時間を与える。大学入試が春のままなら、入学までにボランティアや国際交流などに取り組む。この考えは「ギャップターム」として東京大学のワーキンググルーブが2012年に提言しています。』と発言していました。私もこの考え方に賛成です。大学を9月入学にすれば上述したとおりその効果は計り知れません。
 大変でもリーダーシップを発揮して実行できるかどうかはその時の首相がそれだけの人物かどうかできまります。今の首相では…。
 そこで出てくるのが、今のパンデミックの対処能力を見ていて大阪府知事の吉村さんや東京都知事の小池さんのような人に日本のリーダーになってほしいと多くの人は考えるでしょう。でも今の憲法ではそれができません。そこで憲法改正によって首相を公選に近いかたちで民意が反映できる制度にしたいという考えです。変な人物が首相にならないように、たとえば立候補者の履歴は詳細に公開されそれを監査する機関(例えば高等裁判所)も設置します。投票はスマホで行えば、現在の選挙管理費用はすべて不要になり、瞬時に結果を出せることになります。直ぐに結果が出れば国民の政治に対する関心も高まります。憲法改正というと直ぐ軍隊の話に短絡してしまいますが、日本社会にはもっともっと重要なイノベーションが存在し、それを実現する手段として憲法改正は避けて通れません。日本の将来ビジョンを考えた憲法改正が求められますが、残念ながらいまの政治家にそれが可能でしょうか、それが問題です。でも今の時期こそ日本の社会にイノベーションを起こせる好機であることは間違えありません。

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