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台風に関する大型研究プロジェクトの提案

2019.12.04(19:46) 86

『台風に関する大型研究プロジェクトの提案』

今年の台風19号の被害は目を覆うばかりであります。また被災された方々の
苦しみを思うと心が痛みます。毎年このような災害が発生するたびに後手後手
の対策に追われています。我が国の台風に関する研究がメディアに取り上げ
られた例をほとんど見ません。中でも「台風発生の芽を摘む研究」は皆無です。
台風発生の初期段階でその芽を摘んだり弱めたりする研究はまったくありません。
台風発生の原因はまだ詳細には分かっていないようですが、大雑把に言えば
「熱帯の海水が26~27度に温められ、上昇気流が発生し、その気流が渦を
発生して台風に成長する」ようです。この発生時点の台風の芽を摘むことが
できれば台風被害は発生しません。一般に台風を抑えるには地球規模の膨大
なエネルギーが必要だから不可能だと言われています。上記の説明が台風
発生の原因だとすれば、発生しつつある台風に隣接して人工的な上昇気流と渦を
発生させれば、その二つの渦が干渉しあって両方とも消滅させられる可能性が
あります。そのためには例えば台風発生場所に隣接して移動式ソーラーパネル
(規模も配置方法もこれからの研究課題です)を移動し停留させれば、太陽熱で
そのパネルの表面温度は高温になり急速な上昇気流と渦が発生するはずです。
この気流の渦による風の方向は、両者が接する場所で互いに逆向きになります
から台風の芽を消滅させたり抑制させたりできるはずです。この方法を使えば
エネルギーはほとんど使いません。装置を使わない時はパネルの影響を小さく
するため収納するか常に移動させることが必要になりますがそのデザインも
これからの研究課題です。台風抑制装置の移動のための動力源にはソーラー
パネルで得た電力を使うことができます。知恵を絞れば他にももっと優れた原理は
見つかるかもしれません。この研究開発費や得られた成果を実行する費用は高額に
なりますが、今回の台風被害額(1兆円に迫るのではないでしょうか)に比べれば
微々たるものです。台風を抑制することが自然生態系に与える影響や社会科学的視
点の議論も必要でしょう。年間降水量が少ない地域では台風が来ないと困るという
意見もあるようですが、今回のような大きな被害や多数の犠牲者が出ても良いので
しょうか。水問題は台風にたよらずに別の方法で解決されるべきです。以上の点を
ふまえて国の関係機関でこのような研究を支援する研究プロジェクトを早急に立ち
上げてほしいと考えます。

Recsat Hiromu



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不確定性原理、太陽電池、メタン生産

2012.01.16(10:10) 65

                  素晴らしいニュースです            
                  日経2012.1.16の記事より

 今日(頭書)の日経の科学技術面に大きなニュースが3つ掲載されていました。日本人、日本の組織が実現した素晴らしい科学技術の仕事の記事で大変誇らしく思いました。

1.『小澤正直名古屋大学教授の不確定性原理を修正する新理論が証明された』
 ハイゼンベルグは電子のような微粒子は運度中の「位置」と「運動量」を同時に正確に測定することはできないという不確定性原理を提唱しました。しかし小澤教授の新しい理論では正しく測定できる条件があることを説明できるとしています。実際同教授のグループは実験的にそれが可能であることを証明したそうです。微細な粒子の世界が拓けていく可能性が出てきたわけです。人類は宇宙に向かって視野を広げる努力をしてきましたし、その分野で日本は大きな貢献をしてきましたが、今度は逆にミクロの世界に入り込んでそこを覗ける可能性を広げました。またノーベル物理学賞の日本人候補者が出てきたという喜ばしい記事です。

2.『物質・材料研究機構の深田直樹グループが発電量100倍の太陽電池を開発した』
 この中沢塾のブログ連載記事「日本のエネルギー問題を考える」シリーズで扱いましたが、その第5回の記事の中で今後10年から15年の間に太陽電池の発電効率が50%アップするという予測を立てました。しかし、今日の記事を見ると私が想定した効率アップの方向とは少し趣を異にしますが、なんと100倍の効率アップを実現してしまいました。そのやり方は電池の表面にミクロの針を剣山の様無数に並べて太陽光のあたる面積を驚異的に増やした技術です。それによって今まで十分利用されなかった波長600ナノメートル以下の光も利用できるようになったというものです。すごい技術、すごい発想ですね。
 私は上述のシリーズの結論(第12回目の記事)で新エネルギー技術と改良型の既存発電技術を組み合わせて今後10年を越え15年以内に原子力発電を全廃できると予測しましたが、この調子で行けば次の記事も併せて考えて、10年後には原子力発電を全廃できそうな勢いを感じます。うれしいことです。

3.『北海道科学技術センター幌延地圏環境研究所がメタン生産効率を56倍上げる微生物を発見した』
 もう一は、頭書の研究所が「けい藻岩」や「褐炭」から天然ガス成分のメタンガスを効率良く発生させる微生物を発見したという記事です。このメタン生産効率が最大56倍であったと書いてありましたが、何を基準に56倍なのかは記事からは残念ながら不明です。しかし、この研究が実用化されれば、廃炭鉱にこの微生物を注入しておくだけで、低コストで全国の使われなくなった廃炭鉱をエネルギー資源豊富なガス田に変えられる可能性があります。日本の褐炭埋蔵量のデータは見つかりませんが、記事によると、稚内市の天北炭田だけでも約20億トンもあるそうです。すごいですね。日本の周囲の海底に大量に眠っているメタンハイドレードの他にまた新たなエネルギー源が確保されることになり明るい未来が見えてきたようです。

ミーちゃん
以前我が家で飼っていた猫のミーちゃんです



 

Recsat Hiromu



時の話題
  1. 台風に関する大型研究プロジェクトの提案(12/04)
  2. 不確定性原理、太陽電池、メタン生産(01/16)